日本ボッチャ協会主催のボッチャ大会に出場しました。パラリンピックと同じくルールが厳しい大会でした。
「“オープンチャンピオンシップ”って何?」という方も多いと思います。
オープンクラスは身体障害者手帳を所持している肢体不自由者を対象に、障がいの程度が「BC1」〜「BC4」に相当しない選手のために創設された日本独自のクラスで、投球時の姿勢が座位であるか、立位であるかで判断され、2つのクラスで競技が行われます。
第3回となる今大会には、全国から、なんと合計141名の選手がエントリー、2日間熱戦が繰り広げられました🔥
こんな素敵なプログラム、全参加者の名前、試合の時間などが載っています。
<ボッチャ人、増殖中。>と小さく表紙に書かれています!見えますかぁ? ボッチャ熱の人が増えていまーす!
公式練習の日💓このプログラムを渡されて、競技日程がわかりました。その夜は全然眠れず、早朝起きると、W杯ラグビー🏉日本vsイングランド、夫が TV 観戦していました。
これは立位の参加者名簿。
「OP立位女子」の結果です。
1ゲーム4エンド、1人の持ち時間は1エンド4分、試合時間枠は50分、全12コートで一斉に始まります。全部で197試合を時間通りに運営する日本ボッチャ協会の経験値の高さのお陰で、選手は不要なストレスなくプレイ出来たと思います。審判とライナー合計66人、なかにはコイントスで何度やっても手のひらに取れないご愛嬌な方もいらっしゃいましたが、キビキビとした動作、選手の緊張感を和らげる丁寧なジャッジでした。
第1試合は開会式の後すぐ10:30から。ナナナント、0-10で負けてしまいました。何をやっても上手く行かない試合でした💦午後1時から第2試合、それまでの空き時間、ラジオ体操や腕を振って少し遠くに投げる練習などをして緊張を和らげて過ごしました。その効果があったのか、コントロールも距離感も良くなりめでたく初めて得点出来て涙。第3試合は18時から、大津から参加のボールを遠くに投げる方。私達の遠投の練習の成果が出て勝つ事が出来ました(コーチが涙)。
予期せぬ出来事も起こりました。2試合目終了直後に、雄二作・ボール置き台の4個あるキャスターのひとつが突然取れてしまったのです。ビスが緩んで抜け落ちていました。体育館の床の上でふたつ回収しましたが、もう2つは見つからず終い。恐らく大会前からひとつふたつ抜け始めていたのでしょう。これがもし5分早く試合中に起こっていたらボール置き台は転倒して試合続行不能、棄権となるところでした。次の試合まで数時間あったので自宅に戻り、絶対抜けることのないような長いネジでキツく締めることが出来ました。
帰り道の夜空に中秋の名月、十五夜🎑のまぁるいお月さま🌕がニッコリ微笑んでいました。戦績表を見ながら夕食、なにせ初戦の10失点があるので予選リーグ突破は困難だべ(笑)と予想。
翌朝の第4試合は9:30から、対戦相手は黄色のユニフォームを着たお嬢さん。ここまで3連勝できている選手なので、胸を借りるつもりでやろうと臨み、結果は好調を維持して勝利。予選リーグは3勝1敗、得失点差で1位突破という、驚きの結果を収めました。黄色ちゃんも2位で通過。第5試合目、去年2位になった方と試合、残念ながら負けました。黄色ちゃんと私、2人とも決勝トーナメントから参加したシード選手に負けて力尽きました💧
シード選手の試合も見ました。前年大会の立位・上位3人が揃って再びメダル🥇🥈🥉獲得!厚い壁の存在が立ちはだかっていることが分かりました。
そして閉会式。大会運営に携わって下さった皆さん、ありがとうございました。
2日間も楽しくボッチャ競技が出来ました。感謝です、ありがとうございました😊
来年の川崎市制100年を祝って次回もカルッツかわさきで開催とか。これから1年間の大きな目標が定まりました。
好成績おめでとうございます。試合楽しまれているみたい。すごい。私は試合の前になると(遊びのテニスですが)明日、地震が起きて中止にならないかなと思うような小心者です。ますみさん、アスリートですね。一流の音楽家はスポーツ選手になっても結果を残すんだな、と妙に納得しました。やっぱり「舞台」に強いんだと思います。
ボール置き、完成度高!