4月5日のアディ・コンサートに向けて準備万端で臨んでおりましたが、4月2日夕方、自宅のスタジオでバッハのチェンバロ・コンチェルトを練習していた大西ますみさんが、突然体調の異変を感じ、救急車で入院、脳出血の治療の為に集中治療室にいます。やむなく演奏会を中止することに致しました。楽しみにして下さっていた皆様には本当に申し訳ありませんが、事情をご理解の上、ご了承を賜りますようお願い申し上げます。回復に向けて全力を注ぎたいと思っております。
とにもかくにも無事に1年間を過ごして新しい年を迎える事が出来ました。
毎年同じ事を繰り返して生きている部分、これまでになかった新たな体験、久し振りに出会った感覚、など色々な事が記憶に加わりました。食卓に登場するものも様々、年末年始のシーンをお届けします。
まずはクリスマスに行われた桐蔭学園女子弦楽部の第20回定期演奏会後の記念撮影。制服姿の高2が12名、後ろに立っているのはトレーナー7名。部員数がどんどん減少していますが演奏の質は確実に向上しています。彼女達の表情にそれが現れています。
東名川崎インター近くにある北部市場に初めて行ってきました。威勢の良い掛け声の飛び交う中を美味しそうなネタを探して買い求めました。半額とまでは行かないかも知れませんがやっぱり安いし、何より新鮮で美味しかったですよ。
スモークプレート。センターは牡蠣を軽く炒めてからスモーク、その後オリーブオイルに漬けました。目立っているのはゆで卵、軽く塩を振ってからスモーク。帆立の貝柱も鱈子も同様に塩味を付けてからスモーク。
いわゆるおせち料理。これは娘が作ってくれました。結構美味しかったです。包丁が細かく使われています。
乾物屋さんでそば粉を買い求めて蕎麦を打ってみました。どうせ上手く行かないならばとつなぎを入れず10割そばに挑戦。今の世の中YouTubeでプロの技を見られるのでじっくり研究しました。
物置から探し出して来た板と丸い棒を使って見よう見まねでやってみました。
この板の大きさだとそば粉200gで目一杯、夫婦2人にピッタリです。
普段は山形から取り寄せている乾麺「ほっそり細そば」をお昼に食べる事が多く、茹でて食卓に出す作業は手慣れたもの
短く切れたものも沢山あるけれど、手打ちはやっぱり美味しい!粉を打ち始めてから食べるまで1時間ほど。意外と簡単に出来ました。脱サラして蕎麦屋を始める男が多いけれど、間違ってもそういう事にはなりません。
夜遅くに仕事を終えての帰り道、車に楽器を積み込もうとしていた時に、疲れていたからか魔が差したのでしょうか、愛器を仰向けに倒して後頭部を地面に強打してしまいました。太鼓を強く叩いたような綺麗な音が静かな夜の町に響きました。帰宅後に恐る恐るケースを脱がせて調べたところ、原型は留めていたものの、大きなダメージを受けていました。
ひびが入った程度かなと楽観的な見立てをしたものの恐ろしく弦をすぐに緩めて楽器に掛かる張力を最小限に抑えました。翌日は本番でしたが急遽違う楽器を使用しました。
信頼する楽器屋さんに診断を受けた結果を沈痛な気持ちで聞きました。様々な修理方法を検討。その結果、一時しのぎの修理をするのでなく時間を掛けてしっかりと取り組んで貰う事に決定しました。
入院してから2週間後にお見舞いに行って見た姿。首から上が取り外されて手術中。白木の部分が新たに接合された箇所です。ビオラの裏板になる予定で永年保存してあった良い材料を用いて下さいました。
楽器の本体部分。これがダメージを受けていたらと思うとぞっとします。無傷でいてくれて本当にラッキーでした。
1ヶ月半の入院(ゴールデンウィークを挟んでいたので少し長くなりました)を経て無事に退院。これまでよりも美しい姿になって我が家に戻って来ました。
数日前から、今日は仕事がないので昼からビール飲んで過ごすと決めていました。
夜飲むビールより昼飲むビールが格段に美味しい。
今日は天気が良かったのでデッキにテーブルと椅子を持ち出して5月の爽やかな気候を楽しみました。
強力粉200gに卵2個、オリーブオイルと塩を加えてコネコネします。
板も棒も家の中から適当に探し出しました。菜切り包丁で難しく考えずにとにかく切ってみました。パスタマシーンを使う程の事はありません、なにしろ夫婦2人の胃袋を満たすだけですから。
一作目。麺の太さがきしめん並。パルメザンチーズにルコラとバジル。デコボコの麺がフォークに良く引っかかりますのでスプーンは使いませんでした。
二作目は麺の太さがスパゲティっぽくなりました。それにつれて味わいもアップしたから面白い。トマトとアスパラ。乾麺には長年お世話になっていますし今後もお世話になる予定ですが、手打ちは格別です。次はやっぱ蕎麦でしょうね。
この記事にコメントする